みみの会社のブログ_JINO

耳に関するヒト・モノ・コトについてご紹介するブログです。

耳の日の補聴器特集で取材いただきました_週刊朝日2020年3月13日増大号

新型ウィルスの影響で、全国津々浦々色々な影響が出てしまっていますが

本日は桃の節句のお祝いですね!

女の子のお子さんがいらっしゃるご家庭では

楽しいお祝いが出来ていますように!!と願っております。

 

それと同時に3月3日は、耳の聞こえに関わる仕事をする人ならば

必ず気にする「耳の日」です。

www.stat.go.jp

上記の総務省統計局のリンク先には面白いデータが載っています。

 

目的別身近な友人や知人とのコミュニケーション手段(平成27年

出典:平成27年版情報通信白書(総務省

 

「日常のおしゃべり」「感謝の気持ちを伝える」といった具体的な場面で

対面での会話が一番多くなっています。

リンク先のHPにも記載がありますが、「耳の日」にちなんで

耳の事に少し関心を持っていただく人が増えると嬉しいなと思います。

 

毎年この日に合わせて補聴器・人工内耳のメーカーさんが色々な広告を掲載されます。

 

その広告特集に併せて、弊社の取締役最高執行責任者の平野が

インタビューを受けさせていただきました。

2020年3月3日発売の3月13日特大号です。

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88ページ目に平野のインタビューが🎶✨

↓こちらです。

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ご取材いただきましてありがとうございました!

補聴器は聞こえの課題解決の1つの手段ではありますが

まだまだ誤解が多く、満足して使っていただけている方が

決して多くないという問題も抱えています。

 

1人でも多くの方が、満足して、ご自身の聞こえの課題に適した

解決策が得られるよう、お力になれたら嬉しいと思っております。

 

良かったら週刊朝日さんの今週号、お手に取られてみてください!

 

JINO GOJI

聞こえの課題周りのエンターテイメント 映画編

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お家で過ごすときのお供

 

ここ一週間で一気に件のウイルス情勢が変化してきましたね。

突然お子さんを一日中お家で見なくてはならなくなってしまった方、

開催・参加予定のイベントが流れてしまった方、

などそれぞれ皆さん大変でいらっしゃるかと思います。

 

5月位には大変だったね。とみんなが笑い合える状況が迎えられると良いのですが・・

現状は漠然と不安を抱えながら、なるべくお家の中で過ごす方が多いかと思います。

 

お仕事に行かねばならない方々(私もですが)は

食べて寝て、基礎体力を維持していただきたいなと思います。

 

というわけで、お家時間が増える方へ、

せっかくなのでブログで耳の聞こえについて知っていただける、

または少し身近に感じてもらえるかなと思う映画をご紹介したいと思います。

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チャップリンの視点について

 

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「人生はクローズアップで見ると悲劇、けれど離れたところから見れば喜劇」

 先日、書いたアイデンティティについての記事の中で

jino33.hatenablog.com

映画が好きというお話をお伝えしました。

小さい頃から両親がTVやビデオで見ている

洋画を一緒に見る時間がとても好きでした。

 

映画のセリフや監督・俳優さんの名セリフ・名言にも

思春期に考えなくても良いような悩みを抱える時期があった時から

沢山励まされてきました。我ながら単純ですが・・・

 

ご存じの方が多いと思うのですが、チャップリンの名言もその一つでした。

eiga.com

日本では世界の三大喜劇王(ほかの二人はバスター・キートンハロルド・ロイド)と呼ばれた、サイレント映画の大スターです。

 

なかなか大変なことが多い人生を過ごした

彼の名言の中で私が一番励まされたのが、

最初に記載した

“Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.”

「人生はクローズアップで見ると悲劇、けれど離れたところから見れば喜劇」

という言葉。

この視点を今回のブログの題材にしました。

 

というのも、先日、尊敬する耳鼻咽喉科の医師と言語聴覚士の先生ご夫婦から

薦めていただいた映画を見て、見終わった後に最初に思い浮かんだのが

このチャップリンの言葉だったからです。

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感謝と御礼と決意することについて

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2020年2月16日(日)10時、JINO初の耳のそうだん室がOPENします。

部屋とYシャツと私 的なタイトルになってしまいましたが

今の心境を表すと、こんなタイトルになりました。

 

沢山の方に支えていただいて、明日2月16日(日)に店舗を開店します。

写真は今日の夕方、準備しながら撮影した店舗のエントランスです。

 

耳の聞こえに課題を持つ人の役に立ちたい思いで補聴器メーカーに入り

自分の力のなさ、一人で出来ることの限界を知り、

同じ思いを持つたくさんの素敵な仲間との出会いがあって。

 

一人一人の、耳の聞こえに課題を持つ方の

もっと近くで課題を解決するお手伝いをしたい。

その一心でここまで形にすることが出来ました。

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アイデンティティについて思うこと

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<カズ・ヒロさんの生き方>

私は映画を楽しむのが好きで、

子供の頃から毎年、発表を楽しみにしているものに米国アカデミー賞があります。

 

大人になってエンターテイメント界の矛盾点や

問題点にも目が行くようになり熱狂的ではなくなったものの、

技術や思いのある人たちが極限まで努力・工夫をして作り上げた作品に惹かれ、

ニュースにも必ず目を通します。

 

そして今年も、2月に発表される賞のノミネート作品が発表されました。

今年のメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた方をご存じでしょうか?

2年前に同賞を辻一弘さんとして受賞されているカズ・ヒロさんです。

 

カズさんが今回のノミネートに際して受けられたインタビュー記事に

ものすごく共感する部分があったので、記事そのもののご紹介から、

聞こえ・耳の課題をアイデンティティという視点で考えてみました。

 

まずはカズ・ヒロさんのインタビュー記事をご紹介します。

news.yahoo.co.jp

拝見して、私はアイデンティティとは生き方そのものだなあと感じました。

皆さんはいかがでしょうか。

 

記事をお読みいただく時間のない方に、概要をお伝えすると

・カズ・ヒロさんは京都出身のアーティスト。

・2年前にアカデミー賞を受賞した際に「日本人初」とか「日本を代表して」という評価に戸惑い、日本国籍を放棄。アメリカ国籍に。

・自分にも他人にもレッテルを張るのが嫌だし不要だと考えている。

・自分が何をやりたいのか、何をするべきなのかを他人の目ではなく自分で決め、他人のために生きているのではなく、自分の人生をどう生きるか自分で決定することを推奨。

 

という内容でした。

 前回のJINOのブログ記事↓にも記載しましたが、

今年はオリンピック・パラリンピックの年。

jino33.hatenablog.com

オリンピック・パラリンピックの時期には特に、

ナショナリズムの濃さがでるというか、

「日の丸を背負って」とか「日本人最高位」といった見出しが増えます。

 

「自分が何者であるのか」を「自分をほかの人間と区別する」という見方で

アイデンティティを捉えると、国籍だけではなく

カズ・ヒロさんのインタビュー内にある性別だったり、職業だったり、

もっと細かくすると出身の市町村レベルでも、

他者を区別する場合があるかもしれません。

 

「自分が何者であるのか」を考えるときに、国籍を用いる考え方は、

アイデンティティという自分の考え方の成り立ちや、

自分の存在を確認する時の拠り所になることを考えると

わかりやすくもあるため、ごく一般的なのかもしれませんが・・・。

 

私個人としては、日本の社会・教育システムについての批判は置いておいて

カズ・ヒロさんの考えに共感するところは多く、

特に

・自分にも他人にもレッテルを張るのが嫌だし不要だと考えている。

という点は共感しかありません。

 

<聞こえの課題をなくすという夢>

私には「『障害』という概念のない社会を実現したい」という夢があります。

 

差別や区別なく、人は人、その人そのもの、という視点で

人と人が関わりあうことの出来る社会を叶えたい。

そのために出来ることから始めよう、と思い

自分にとって一番身近に存在していた聴覚に課題を持つ方との接点の多さから

今から10年前に補聴器メーカーでの仕事を始めました。

 

10年変わらず、補聴器やその他のツールを活用して快適に生活していただきたい、

不便さや、面倒を改善していただきたい、という思いを持って仕事をしています。

ですが、一番大切にしているのは、

お一人お一人がご自身という存在を慈しみ毎日を過ごしていただきたい

という気持ちです。

 

聞こえに課題をお持ちになる方と沢山お会いする機会をいただいてきた中で、

聞こえ辛さをきっかけに、人と関わり合うのが億劫になってしまう

という方が多くいらっしゃいました。

ご自身で自身を「聞こえていた自分」や「聞こえる他人」と区別してしまい、

塞ぎこんでしまわれていらっしゃる方たちです。

 

私たちJINOにお手伝いできることは、

ご自身の「聞こえない・聞こえ辛い」状態を受け容れられ、

ご自身を慈しみ、毎日を過ごしていただくことだと思っています。

 

そのための道具を一緒に探して見つけ、

補聴器や補聴援助機器を選ばれた時には一緒に

その道具の持つ100%の力を発揮して使っていただけるようにする。

 

その道具は補聴器のような器械でも、手話でも、筆記でも、

聴導犬などのサポートを受けることでもなんでも良いと考えていますので

私たちに取り扱いできないサポートの場合はその場所や手段をお伝えしています。

 

アイデンティティについて思うことをまとめるのに、

最後に各メディアで話題になっているTweetがあるので紹介します。

news.livedoor.com

 

日々ご自身を慈しまれていてとても素敵だなと感じて

私もTwitterでこの方をフォローをしています。

 

また、この方が「よかった~」「嬉しかった~」と紹介されている例は

2016年に施行された障害者差別解消法の「合理的配慮」の良い例だと思って

拝見しているのでこうやって多くのメディアに取り上げられるのをとても嬉しく思います!

 

こうやって話題になるのも、このツイ主さん(つぶやきを投稿しているかた)が

ご自身の向き合われている日々の聞こえの課題を、

ご自身のアイデンティティとして受け容れ、

慈しみながら毎日を過ごされているから、だと思うのです。

 

聞こえに課題を持たれる方やその周りの人間が、区別や差別ではなく、

さらに、この記事に登場される店員さんの対応を暖かいと思うだけでなく、

水に浮かぶ波紋のように、この方たちの対応や考え方を

緩やかに大きな円で広げていけると良いなと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

JINO GOJI

TwitterFBでは聞こえに関する時事的なニュースや出来事を発信しています。

よかったらご覧ください🎶

 

2020年 耳や聞こえに関して起こりそうなこと

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よくある新年記事のトピックに乗ってみました。

2020年があけて早くも6日が経過しましたね。

サービス関連のお仕事の皆様はお正月も関係なくお仕事でいらしたと思いますが

皆さまそれぞれ、本日あたりからはお仕事始めでしょうか。

 

2019年は日本では元号が変わった節目の年でしたが

2020年はどんな年になるでしょう?

 

世界的に注目を集めそうな出来事としてはやはり

日本でオリンピック・パラリンピックが開催されることですね。

オリンピックが7月24日(金)~8月9日(日)、

パラリンピックが8月25日(火)~9月6日(日)の日程で予定されています。

 

アメリカでは11月3日に大統領選挙が予定されているので、

前哨戦として既に色々な動きが見えていますね。

日本にとってものすごく影響の大きい選挙の1つなので、注目しておきたいですね!

また、UAEで中東・アフリカで初めての国際万博が10月~翌年4月に開催されます。

 

今あげた3つの出来事の影響をベースに、

日本国内で耳や聞こえに関して起こりそうなこと、

個人的に楽しみにしている(期待している?)予測を挙げておきたいと思います!

 

<オリンピック・パラリンピックの影響でテレコイル・ロジャーの知名度があがる>

世界中から様々な背景を持った人が日本に一定期間滞在されること、

これはとても楽しみなことですよね。

個人的には「テレコイル」「ロジャー」という

補聴援助システムの知名度が上がることを期待しています。

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サンタさんと手話で会話すること

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こちらのキャプションの動画リンク先→https://youtu.be/RPcTB86aT0Y

クリスマスですね🎄✨

 

クリスマスにとってもぴったりな、心がほっこりする動画を教えてもらいました。

FB(@kiki33jinoで検索できます。)には違う動画を載せたのですが、

共にサンタさんが手話でお子さんを笑顔にしている動画です!

 

こちらの動画で、お子さんを抱っこしてもらったお母さんが

サンタさんに「この子はあまりおしゃべりが得意でないんです」と伝えると

「手話は出来るの?」とお母さんに聞き返したサンタさん。

 

「簡単なものなら」と聞いたサンタさんは

早速膝に抱っこした女の子に話しかけ、会話が始まります✨

 

こういった動画を見られるのが1件ではないのを見ていると、

欧米のサンタさんは色々な言語を身に着けているんだなあと

心が温かくなります🎶

 

クリスマスなので心あたたまる個人的に大好きなサイトもご紹介します。

www.noradsanta.org

 

こちらはNASAが作成している、サンタさんの追跡サイトです!

一昨年まで日本語の表示がなかったのですが、

近年すっかり日本語でも見られるようになりました。

 

 

世界中の色々な場所に色々な生活があって

色々な環境の人がいること、色々な課題を持っている人がいること

そんな中でこうやって夢を運ぶサイトを作る人がいたり

動画のサンタさんのように、暖かい心を人に伝える人がいたり。

 

自分には何が出来るんだろうと、原点に立ち返るとても大切な1日です。

 

クリスマスや新年を迎える時に過ごす場所や

過ごす状況は百人百通りで、みなそれぞれだと思いますが、

皆さんと皆さんの大切な方々にとって、笑顔の多い休暇週間でありますように✨

 

短めですがお読みいただきありがとうございました!

次回の更新は2020年!

耳や聞こえはもちろん、店舗の詳細などもお伝えしていきたいと思います。

 

良いお年をお迎えください♬

Wish you have Wonderful Holidays🎁🎄

 

JINO GOJI