<嬉しい再訪>
懐かしい思いでの写真から貼ってしまいました。
最近時間の経過が今までの5倍くらい早く感じております。
気づけば前回の更新から4か月…焦りますね。
2022年も3カ月となりましたね。
多くの自然災害や不安しかない世界情勢の中
行動範囲や内容を規制された3年間を過ごしましたよね・・
このまま、少しずつ以前とは違いながらも
行動範囲は取り戻せていくと良いですね。
そして、我々を信頼して補聴器の調整を委ねてくださった皆さまや
いつも支えて励ましてくださる方々のおかげで
なんとか今月、JINO株式会社も4年目に入ることが出来そうです。
(会社の設立が2019年10月8日なのです)
いつも本当にありがとうございます!!✨
そんな10月の初めの土曜日、かわいいかわいいお客様が再訪されました。
記事トップの画像を見て更に
こちらの記事をご記憶いただいているかたもいらっしゃるかもですが
2020年2月にお店を始めて即Covid-19の大波に飲まれ
不安しかない夏を過ごしていた時に訪問してくれた
近所の小学校2年生の子が4年生になって再訪してくれました。
当時 アニメ「聲の形」を見て、手話に興味をもって
耳の聞こえない人とコミュニケーションをとるには
どんな方法があるのかを自由研究で調べたい!といって
お母様と来てくれました。
先週、『研究成果を持ってくるって言ったのに遅くなってしまって。」
と言ってこちらの資料を持ってきてくれました。
2年ですっかり大きくなって
更にしっかりして聡明さに磨きがかかっておりました!
そして今回は更にかわいいお友達を2人も連れて来てくれました。
今回の訪問の目的は
今度学校に難聴の方がいらしてお話を聞く機会があるとの事。
その際にどんな質問が出来るのかを事前学習したい!という事でした。
大人と子どもの補聴器に違いはあるのですか?とか
補聴器って何をするもの?とか
沢山の質問を浴びて、おじさん楽しく回答させて頂きました。
前回の訪問の時も
研究の目的は、耳が聞こえない/聞こえ辛い人がクラスにいたら
大好きなおしゃべりをどうやってしたら良いか
というステキな理由でした。
<アドボカシーについて思う事>
この仕事を始めて10年以上たちます。
沢山の人との出会いがありました。
以前にも増して願うのは、
関わることの出来た目の前にいらっしゃるかたの毎日に
落ち着いた平和な1日だった~とか
よく頑張った!とか、楽しかった!とか、
充実した日だった~と言ってお過ごしになる時間が
多くありますように。という思いです。
耳の聞こえづらさ・聞こえなさによって
日常に生まれる様々な課題がありますが
相談いただく多くの課題の原因は、
周りの理解不足や知識不足にもあるように感じることが多いです。
以前の勤め先でも、現在でも、
続けている活動の1つに
聞こえなさ・聞こえづらさを持つ方が
小さいお子さんのうちから、
自分と周りとの差別や明らかな損失なく
過ごせる方法を理解して、周りの人にもそれが説明出来る事
=セルフアドボカシーの力を付けていくサポートがあります。
まだまだ出来る事が沢山あって
まだまだ力不足を感じる毎日ではありますが
聴覚障害 という症状が、どんな状態なのか
どうするとコミュニケーションが取りやすいのか
自分で知らせることの出来る力も大切ですし、
周りの人にアドボケーターとして私たちが伝えていく事も
とっても大切だと思っています。
積極的に知ろうとしてくれる子どもたちと触れ合えて、
規模が小さくスピードがゆっくりでも
少しずつの草の根活動もやっぱりとっても大事よね、
と改めて励ましてもらったような気がします。
ここ数年の社会全体に、いい事も悪いことも
スピード感や軽さが求められ、
あっという間に新しい情報に上書きされることしか
伝わりにくい雰囲気がありますが
真に大切だと自分が信じる事については
遅くても良い、大切に正確に伝えて行こう、と
改めて思わせてくれた3人のかわいいお客様に感謝です。
※最後に聴導犬の募金箱にも募金してくれました😢
お風呂掃除1回10円のお手伝いで稼いでるの!との事。
尊すぎておばちゃんウルっとしてしまったよ・・ありがとう~~!!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
ご意見ご感想なども是非お聞かせください♪
JINO Goji