みみの会社のブログ_JINO

耳に関するヒト・モノ・コトについてご紹介するブログです。

言語聴覚士を目指す学生がお店に見学に来てくれました

 -メディア(媒体)としての店舗の役割について思うこと-

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Gordon JohnsonによるPixabayからの画像

とても嬉しい時間

あっという間に8月ですね。

毎年、広島と長崎への黙とうをすると

今年も残りわずかだな、という気持ちになります。

 

暑い毎日で、水害に合われた地域の皆様

未だ避難生活を強いられている皆様、お子さん、高齢の方、

みなさま体調管理の大変な時期ですね。

水分と塩分を取りながら良い夏をお過ごしになれますように。

 

さて、そんな真夏の気候にも関わらず、

先日東京医薬専門学校の言語聴覚士科で、

特に聴覚分野に興味をお持ちの学生さんが

JINOの店舗見学に来てくださいました✨

 

補聴器メーカーOticonさんが提案企画なさり、

10店舗ほどの補聴器専門店に、

学生さんを連れて、言語聴覚士の方の働く場所の選択肢の1つとして

職場見学実習をされる、その1つとしてJINOをお使いいただきました。

 

当日は店舗で補聴器販売店という仕事、と題して

JINOの目指していること、

補聴器に関わる人のこと、

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補聴器の中のこと(音の計算の仕組みや、部品、種類等)について、

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プレゼンを聞いていただき、質疑応答の時間を取り、

実際に補聴器メーカーさんの調整ソフトを開き、

補聴器の音量の操作などを体験してもらいました。

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また午後には補聴器外来にも。

時節柄フェイスシールドとクリーンキャップを装用の上

患者様の補聴器調整の様子を見学いただきました。

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子どもや若い方たちと話すときって、

可能性の固まりである、その存在そのものが眩しくて美しくって。

こういった機会をいただけるのは楽しくて嬉しくて仕方がありません。

 

生徒さんたちにとって何か聴覚や補聴器に対する

興味が深まったり広がったりするきっかけになってくれていたら

嬉しいなと思います。

 

セッティングくださったOticonさん、東京医薬専門学校の先生方、

見学に来てくださった学生さん、

見学にご協力いただきました東京みみ・はな・のど サージクリニックの皆様、

ありがとうございました。

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また再来週にも別の生徒さんが来てくださる予定なので

とても楽しみです。

  

メディアとしての店舗の役割

今回の見学会のような機会は

積極的に行っていたい事業内容の1つです。

 

JINOとして店舗を構えた理由の1つが

メディア(媒体)としての役割を果たすことが目的だからです。

 

メディアというと、一般的にはいわゆる

「マスメディア」をイメージされるようになっている気がしますが

元々の由来は、神様と人間が会話をするための媒体者=巫女を表す英語

ミディアム(medium)の複数形メディア(media)とされています。 dictionary.sanseido-publ.co.jp

 

媒体者という意味で考えるときに

店舗という場所の価値がとても重要だったからなのですが

媒体という言葉を私たちは

「仲介するもの」「関係をとりもつもの」と捉えています。

 

聞こえの課題を社会からなくしたいという大きな目標。

まず、聞こえの課題に直面されている方々の

実在する拠り所となれるように。

 

そして聞こえの課題が色々なところにあるという事実を

多くの方に知ってもらい、知ってもらうことから、自分ごとにしてもらう事へ。

1人でも多くの人の自分ごとになることで必ず変化が起きる。

 

そう信じている私たちにとって

直接、その意図や意思を感じ取っていただくことの出来る場所として

聞こえの課題を持つ人と持たない人の間を

取り持つものとしての店舗がとても大切な存在です。

 

また、聞こえの課題を無くすためには

当事者の方々からの発信が、何よりも大切だと思っているのですが

その触媒として私たちのこの場所を使ってもらいたいと思っています。

 

Covid19の件がなければ、頻繁に

補聴器や手話、ロジャーの勉強会などを

幅広い対象者の方に向けて

行っていきたいと思っていました・・😢

 

とはいえ、制限のある中でも

数件ですがオンラインで

難聴者の方々と交流を持たせていただいたり、

今回のように、勉強したい!と考えていらっしゃる学生さんに

補聴器のことや、補聴器を使っていらっしゃる方について

お話させていただいたり。

少しずつですが、媒体としての役割も果たすことが出来始めています。

 

出来る事を1つ1つコツコツと、と思いつつも

時節柄そして一応の経営者として

ついつい焦りが先行してしまうことも多く

反省ばかりの毎日ですが

媒体としての役割も、よりしっかり果たしていけるよう

出来る事から引き続き取り組み続けて行きたいと思います。

 

TwitterやFBでも

世界中の、聞こえの課題を解決できるような話題を見つけたら

紹介するようにし続けて、投稿も200件を超えました。

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少なっ!!って言われてしまうかもしれないのですが…笑

 

聞こえに関する話題が半年強の中で200件を超えたという事は、

もっともっと沢山の人に聞こえの課題について

自分ごとにしてもらえるチャンスが眠っているという事。

 

SNSを使った情報の発信も続けて行きたいと思います。

発信をご希望される情報がおありになる際には

是非一声おかけください♬

 

今回もお読みいただきありがとうございました!

ご意見やご感想、お待ちしております✨

 

JINO GOJI