みみの会社のブログ_JINO

耳に関するヒト・モノ・コトについてご紹介するブログです。

新しい生活様式での音に対する工夫について

この記事の概要

■新しい生活様式になって見えてきた音の問題について

■聴覚保護について

■お勧め耳栓3種

について記載しています

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<新しい習慣による気づき>

Withコロナという言葉が定着してきました。

新しい感染症はこの先もきっと増え続けるでしょうから

その度にアタフタしてしまわないような策が欲しいなあと思ってしまっております。

 

今は、知らない人と空気の密な空間を共有しないこと

大人数で大きな声を発する閉鎖空間を共にしないこと、

室内で他人と2m以内の距離にあるときにはマスクをすること、といったあたりが

今までの感染症になかった、新しい習慣として推奨されている対策かと思います。

 

この新しい習慣によって、音に関しても

いくつか新しい問題が注目されるようになっています。

 

まずは、音による情報量が足りない、または

音を保管する情報が足りないという視点での問題です。

 

1つは以前にもお伝えした聴覚障害を持つかたで、

人の口の動きに言葉の情報を得ていらっしゃる方のマスク問題。

口の部分を透明にするマスクのニュースがよくでているので

マスクをすると口元が見えなくて困る方がいらっしゃるのは

気をかけてくださる方が増えてきた気がしています。

jino33.hatenablog.com

 

もう1つはオンラインでの会議等で

PC内蔵のマイクなどでは音声の質が悪すぎで

聞こえに課題を持つ方にとってあまりにも聞き辛い環境が出来てしまうという問題。

これはUDトークの活用や、Googleなどが

音声データの文字化を無料公開してくれたので、

以前よりは少し良い変化が起きていると思います。

news.yahoo.co.jp

 

これらの問題は情報量が減ってしまうことでしたが、

次にご紹介するのは同じ音でも、

逆に音が多すぎるとう視点での問題です。

 

まず、遠隔でお仕事をしている

聞こえの課題を特に持たない方々の周りの音に対する問題。

ご自宅で周りの環境によって、ではありますが音が気になり

思うように仕事に集中できない等、音の問題が起きているという話題が

ちょくちょく上がっています。

www.nikkei.com

 

もう1つは私もそうなのですが、

電車やバスなどの公共交通機関で窓があいていて

ものすごい爆音をずっと耳で聞かなくてはいけない

聴覚過敏の方にはかなりキツイ環境の問題があります。

 

私は以前ブログでも紹介した耳栓を使って

なんとか凌いでいます。

jino33.hatenablog.com

 

新しい生活習慣が定着化することで

普段意識することの少ない音について

注目が集まるのはとても嬉しいなと思いますが

同時に音の問題はなんとか1つ1つクリアにして行けたらと思います。

 

<聴覚を保護するという意識>

騒音性の難聴という聴覚の問題をご存じの方は

どのくらいいらっしゃるでしょうか。

 

工事現場や工場などでお仕事をなさる方などは

かなり大きな音にさらされて1日中過ごすため

特定の周波数が聞きづらくなってしまわれることがあり、

雇用者の方と早めにお話になって対策をされることが

推奨されています。

job-con.jp

 

また最近ちょくちょく目にすることが多い

ヘッドフォン難聴も騒音性難聴の1つです。

news.yahoo.co.jp

 

騒音性の難聴については中国やインドなどでは

街中の交通状況が悪くて起きてしまったりもします。

www.afpbb.com

 

以上のような観点から、大きな音を避けたい方に向けて 

先ほどご紹介した

ご自宅内で仕事に集中するために音を落とす事と

電車やバスでの大きな音を減らすことに適したもの

色々探してみて3つ良いな!とおもったものがあったのでご紹介します。

 

以前紹介したLoopがまず1つめです。

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私も実際に使用していて気に入っています。

外の音も適度に入ってPCのキーボードを打つような

高い音はかなり小さくなる感じです。

電車、特に地下鉄の窓が開いているのがかなり辛いのですが

こちらをつけていると大分楽に感じます。

www.loopearplugs.jp

 

2つ目は値段的にも買いやすそうなこちら。

www.kingjim.co.jp

まだ購入はしてないので実際の感想はわからないのですが

Twitterなどで評価が高かったのでご紹介してみました。

定価は8500円(税別)でしたが、

Amazonなどでは7300円~8000円前後で販売されているようです。

 

こちらの良いところは

耳栓モードと周りの音を入れるモードの切り替えが可能なところかなと思います。

 

3つ目はカスタムイヤホンでも有名な須山技研さんが販売されている

フィットイヤー・サイレンス。 

fitear.jp

Web上で既にコメントを残されている方が結構いらっしゃいましたが

耳型を採取して、ご自身の耳に合わせた

シリコン製のオーダーメイドで作る耳栓です。

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オーダーメイドでの作成なので、耳型採取費用を含め

費用は他の耳栓より高価になりますが、遮音性はかなり高いです。

色も色々なのでこだわりのある方にお勧めのタイプですね。

 

なおこちらはJINOでも耳型採取~注文まで対応可能です。

当店でご購入の場合、耳型採取の費用も含め

17000円(税別)でご注文いただけます。

(イヤモニなどを希望の方で耳型採取のみ必要な方の場合は両耳3000円(税別)でお受けしています。)

 

今回は新しい生活様式のなかで問題化されてきた

音について、特に音を減らす工夫に注目して紹介しました。

ご質問等ございましたらお気軽にコメント欄か

info@jino33.comまでご連絡ください!

 

今回もお読みいただきありがとうございました。

 

JINO GOJI